【意外な盲点】日本人は英語の知識はあるのに英語が話せない分かり易い理由

英米留学へ行くと、日本人は割とレベルの高いクラスに入りがちです。

そこから悲劇が起きるのです。

実際、そのクラスへ入ってみると、ヨーロッパや南米から来た留学生と比べると英会話力は雲泥の差で、そのまま一言も話さないまま卒業してしまうという話をよく耳にします。

なぜそうなるのでしょうか?

日本人の基本的な英語学習の第一ステップとしてまず英単語を沢山覚えますね。

私も大昔、高校と大学受験のために英語の先生に勧められた単語帳がボロボロになるまで8000語近く丸覚えしました。

英作文や読解にも積極的に取り組みましたので、英語の成績は悪くありませんでした。

しかし、そんな私に過酷な試練が訪れます。

ほろ苦いハネムーン

実は27歳の時に福岡市出身の日本人女性と結婚し、ハネムーンにも行きました。

当時、結婚は人生に一回きりだと思い込んでいたので、行先はゴージャスにカリブ海のバハマとニューヨークをチョイスしました。

成田空港からダラス空港で乗り継ぐ飛行機だったのですが、機内で衝撃的な事実が分かりました。

なんと私と新妻の席がバラバラになっていたのです。

慣れない海外旅行でチェックインの時に席の確認をするほどの余裕も無く、気が付いた時には後の祭りでした。

しかし、ハネムーンで最初から席がバラバラになるなんて絶対に受け入れられません。

慌てて外国人フライトアテンダントに席をなんとか隣同士にしてもらうようお願いしようとしましたが、焦れば焦るほど英語が出て来ませんでした。

そんな私に対し、冷たい視線が注がれ、新妻の前でも非常に恰好悪く思いました。

急いでメモ帳を取り、昔とった杵柄で英作文を行い状況を伝え、機内アナウンスを通じ、なんとか席を隣同士にアレンジして貰えました。

機内でホッとしながらも、私はこう思いました。

「あれだけ英語を猛烈に勉強したのに、いざという時に話せないなんて悔しすぎる。あの努力は一体何だったのだろうか?」

今からカリブ海でバカンスを楽しみにウキウキしている新妻を隣に一人静かに落ち込みました。

しかし、ハネムーンが終わり、成田空港へ降り立った瞬間、悔しかった思いはすっかり消え、その後一度も英語を使うことなく時は流れました。

セブの山奥で目覚める

38歳でセブ島へ移住し、山奥でワイルドな生活を始めた時、現地語であるビサヤ語の習得に取り組みました。

純粋にコミュニケーションをとるための手段としてビサヤ語を使い現地に溶け込みながら生活をするにつれ、なぜ自分が英語をあれだけ勉強したのにも関わらず全く話せなかったのか、その理由が具体的に見えてきました。

まず、決定的に違ったのはモチベーションでした。

もっとフィリピンを知り、同じ土俵で現地の人々と付き合いたいという思いです。

中学から大学まで一生懸命英語を勉強した時にはイギリスやアメリカの事を知りたいとか、仲良くなりたいという思いはゼロでした。

それともう一つ決定的に欠けていた事があります。

少ない単語力で伝えるという訓練です。

特にビサヤ語はマイナー言語なので、単語帳やテキストは存在せず、既成のメソッドに沿った勉強することはできませんでした。

つまり非常に低い単語力で会話に挑んでいました。

それはまるで幼児のような状態です。

そこが大事なポイントです。

幼児は単語をほぼ知らないからこそ表現力が培われます。

例えば英語で「Coffee」という単語を知らないとします。

そも固有名詞を使わずに表現するとしたら恐らくこんな感じになると思います。

「色はダークブラウンでちょっと苦くて、朝または食後に飲む温かい飲み物」

It’s dark brown, slightly bitter drink that is usually served hot  in the morning and at the end of meals.

なんだかナゾナゾみたいですが、「Coffee」という単語さえズバリ知っていればたった6文字で構成される一単語で完結するのですが、単語を知らないばかりに100文字近い文字量が発生します。

つまり、英語で英語を表現するという作業が日本人の英語勉強法に欠けていると痛感しました。

昔の私のように単語は沢山知っているのに英会話ができない状態を脱却するには、英語で英語を表現するという習慣が必要なのです。

良く言われる「英英辞典」または「English-English」の大切さは正にここにあります。

知らない単語に出会ったら、「英和または和英辞書」で調べるのではなく、ぜひ「英英辞典」またはサイトで調べることを習慣化することをお勧めします。

これは、辞書のみならず実際の英会話でも習慣化が大切です。

私は海外での日常生活において英語を使って生活していますが、英単語力には全く自信がありません。

もし会話中に知らない単語が出てきて困ったら相手にその単語の意味を聞きます。

「What do you mean by ____?」
___ってどういう意味?

相手は「English-English」で説明してくれますので、英語で英語を知る練習になります。

しかし、英単語がゼロでは質問もできませんので、最低1500~2000単語は先に覚えた方が良いでしょう。

英語で英語を表現し、知る習慣を取り入れてみて頂けたら幸いです。

【合わせて読んで頂きたい記事】

【暗記メソッド】桐原書店出版の「Data Base3000」を一週間で覚える方法

 

マーケティング担当 豊島

2007年よりセブ島のジャングルで生活し、ビサヤ語、タガログ語を覚え、最後に満を持して英語を覚えた逆張りメソッド。
私の経験が誰かのお役に立てる事を願って止みません。

自己紹介記事はこちらです

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投稿者: Kirihara Global Academy

セブ島留学で最も歴史の古い学校の一つである桐原グローバルアカデミーは学校参考書出版会社としても知られる「桐原書店」直営校です。セブ市内の中心部にあり、放課後にセブの街を楽しむことができます。セブでお待ちしております。

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