セブとスペインの関係
1521年にマゼラン(ポルトガル人航海士)が初めてセブへ上陸し、フィリピンのカトリックの発祥の地となりました。セブのシンボルであるサントニーニョ教会はセブ市民のみならず、フィリピン全土から信者がサントニーニョ像を拝みに訪れるパワースポットとなっています。
【ポイント1】マゼランの本名が言えると凄い!
中学校で歴史や高校の世界史の授業を受けた人にとって「マゼラン」という人名は非常に有名で、とくにフィリピンというキーワードで検索すると世界一周で知られているマゼランによって発見されたという情報は沢山出てきます。
しかし、わざわざマゼランの名前をフルネームで言える人を見たことがありません。
これはチャンスです!
セブを語る際にマゼランという人名をフルネームで言うとかなり目立ちます。
英語名:フェルナンド マゼラン
ポルトガル名:フェルナン・デ・マガリャンイス
(Fernao de Magalhaes)
※マゼラン(Magellan)を英語読みするとマガリャンイス」(Magalhaes)
セブ島は沖縄本島より大きい
セブ島:4468㎡
沖縄本島:1207㎡
【ポイント2】セブ島の面積は沖縄本島の約4倍!
歩いて一周できるような小島のイメージを持たれやすいセブ島ですが、実は意外と広いんです。
セブ島を自動車でぐるりと一周するとおそらく20時間くらいかかります。
ちなみにセブ市からジンベイザメで有名なオスロブまで片道3時間半~4時間です。
気候編
年間平均気温は26~27℃で雨季と乾季に分かれます。1年中海で泳げる常夏のセブですが、最も暑い時期は3、4、5月で、セブではサマーシーズンと呼ばれます。
6~12月は雨期(レインシーズン)となりますが、日本の梅雨のように雨がずっと降り続くというものではなく、スコールのように一気に降って短時間で止みます。
【ポイント2】セブのサマーシーズンとレインシーズンが分かる!
留学のお客様から雨季について聞かれることが良くありますが、在住者以外で乾季と雨季の具体的なデーターを言える人はあまりいません。
ここはチャンスです!
セブのサマーシーズンは3~5月、レインシーズンは6~12月です。
通貨
フィリピンペソは略してPHPと表示されます。
2019年2月の時点で1ペソ2.12円です。
お札は全部で6種類あります。(20、50、100、200、500、1000)
硬貨は全部で7種類あります。
(0.05、0.1、0.25、1、5、10)
現在、1 、5、 10ペソのデザインと色が新しくなっておりますが、古いコインも併用されています。
※実際0.25以下は殆ど流通していません。
【ポイント3】紙幣や硬貨を現地語(スペイン語)で言える!
紙幣は20ペソ札が最も激しく流通しますのでこれを現地語で言えたら最強です!
20ペソの場合、スペイン語のVeinte(ベンテ)をセブ流にカスタマイズし「バインテ」と呼びます。
次によく流通するのが50ペソ札です。
これも頻度が高いのでぜひ覚えておくと高いアドバンテージが得られます。
スペイン語と全く同じ発音でCincuenta(シンクエンタ)と言います。
ローカル生活になると硬貨も頻繁に登場します。
10ペソ硬貨はスペイン語のDiez(ディエス)がセブ流にカスタマイズされ「ジス」と呼ばれます。
5ペソ硬貨はスペイン語のCinco(スィンコ)とほぼ同じでセブでは「シンコ」と呼ばれます。
50ペソ札、20ペソ札、10ペソ硬貨、5ペソ硬貨を現地語で言えたら最強です。
住居事情
セブで一般的な日本人はコンドミニアム(日本だとマンション)に住んでいます。
プールとジムが付いているところが多く、居住者は外国人が多いです。
アヤラモールやITパーク周辺の立地の良い場所に集中しています。
【ポイント4】一人暮らしの日本人の家賃相場がわかる。
スタジオタイプ(ワンルームマンション)に住む場合の相場は下記の通りです。
【セブ市内の家賃 20㎡ワンルーム】
15000ペソ~30000ペソ(3 ~6万円)
※購入価格(20㎡)2~3ミリオンペソ(400~600万円)
【光熱費】
電気代 1500~3000ペソ(3000円~6000円)
水道代 500~700ペソ(1000~1400円)
※フーリーファニッシュ(家電家具付き)と無し(自分で持ち込み)の場合は家賃が5000ペソ(1万円)程度異なる。
2019年2月での日本人の一人暮らしの家賃相場としては月額25000ペソ(5万円)程度です。
【家族同伴の場合】
日系企業の駐在で会社が社宅を用意するような場合はビレッジと呼ばれる住宅街の中の一軒家またはタウンハウスになるケースが多いです。
タウンハウス:20000ペソ~30000(4~6万円)
一軒家:60000~70000ペソ(6~14万円)
交通
セブは近年車の登録車数が激増し、交通渋滞は都市機能が麻痺するほど深刻化しています。
そして公共交通機関が限られているので朝夕はタクシーもなかなか捕まらない状況です。
【セブの交通手段】
- Grab(グラブ)(スマホアプリで呼ぶ個人タクシー)日本人向き
- タクシー(メーター付きの白いタクシー)日本人向き
- Vハイヤー(乗り合いバン)日本人やや向き
- ジプニー(路線バス的なもの)日本人不向き
- トライシクル(バイクのサイドカー)日本人不向き
- ハバルハバル(バイクタクシー) 日本人不向き
日本人を含む外国人の場合、基本的に移動はGrab(グラブ)かタクシーを使います。
セブ市内での近距離移動はタクシーであれば100ペソ前後、でグラブは120ペソ程度だと思って良いでしょう。
セブ市内のアヤラモールからマクタン空港までだと平均的に250ペソ程度です。
近年登場したUber(ウーバー)とGrab(グラブ)というプライベートカーを使った登録制の個人タクシーシステムがあったのですが、Uber(ウーバー)がなくなり、現在ではGrab(グラブ)の独占市場となっています。
現地でGrabのスマホアプリをインストールすると非常に便利です。
※日本のスマホではたまにエラーが出て登録できないこともあるので、その場合は現地のシムカード(50ペソ)と入れ替えて登録するとよいでしょう。
【ポイント5】セブではgrab(グラブ)のアプリをスマホにインストールする。
両替レート
アヤラモールの中には6か所の両替所があり、店の都合によりそれぞれ若干レートが異なります。
現在(2019年2月7日)の円→ペソのレートは下記の通りです。
1万円 → 4690ペソ(アヤラモールでのレート)
5年間の推移グラフを見るとわりと円高状態です。
最低:2013年5月29日 3586ペソ
最高:2018年3月23日 5001ペソ
【ポイント6】5年間での両替最低レートは3586ペソ、最高は5001ペソ
まとめ
出発前のセブ島情報いかがでしたか?
セブの情報はまだまだ沢山ありますが、出発前にこれだけ知って渡航すると現地での生活が一層楽しく興味深いものとなります。
マーケティング担当 豊島
2007年よりセブ島のジャングルで生活し、ビサヤ語、タガログ語を覚え、最後に満を持して英語を覚えた逆張りメソッド。
私の経験が誰かのお役に立てる事を願って止みません。
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